
第3回「かんがるーの会」チャリテイイベントを終えて
東日本大震災より2年が経過し、2013年3月10日に 私達「かんがるーの会」では、沢山の方のお集まりをいただいてふるさとに思いを馳せ チャリテイイベントを行いました。(於:東京医科歯科大学 MD棟26階ラウンジ)
今年は、第1部 元門脇小学校の校長 鈴木洋子先生の「東日本大震災 -その時 学校はー」で教育者としての立場から経験された大地震・大津波の災害から、小学生達を安全な場所へ避難誘導し、子供たちの保護者へ無事お返しできた時の様子、安堵の気持ちや、常日頃の防災教育の重要性についてご講演いただきました。近隣の被災者の避難所としての機能も果たされるなど大変なご経験に、ただただ頭の下がる思いです。
続いて、第2部 チェロカルテット「16本の弦の舞踏会」では、
4人のチェリストによる楽しい音楽や、お話から徐々に和やかな雰囲気になり、本格的なチェロ演奏を聴くことが出来ました。被災された方々は勿論、会場においでいただいた皆様の気持ちを和らげる音楽の力に感動・感動・感動!です。丸山泰雄さま、朝吹元さま、灘尾彩さま、高橋泉さま 本当にありがとうございました。
3回忌を迎え、なかなか復興も遠く長い道ですが、自分の出来ることをこつこつと継続し、同期の葉良枝さん、渡辺啓子さんとも協力し、長期の支援を続けていきます。今後ともよろしくお願いいたします。
坂口いく子
P・S 「かんがるーの会」は
2011年3月11日の東日本大震災で親を亡くした、ふるさと東北の子供たちを支援することを目的として、石巻圏(石巻市・女川町・東松島市)登米市出身者で立ち上げた会です。カンガルーが袋で子供を守るように、みんなで子供たちをそっと支えるお手伝いができればと考えています。未来ある子供たちのために、今後も支援を続けてまいります。
kangaroo.no.kai@gmail.com Tel 049-243-9616 (坂口 いく子)