「石巻とともに」
情報提供:小暮広行様(JEN石巻)
JENは、紛争や災害により厳しい状況にある人々の緊急支援から自立支援を行う国際協力NGO(非政府組織)で、地域の復興・自立を目標に7か国で支援活動を行っています。
東日本大震災では発災後、3月25日に石巻事務所を開設し、市内ほぼすべての仮設住宅に生活用品を配布したほか、炊き出しや泥だしボランティア派遣などの活動を実施してきました。
石巻は震災から2年半がたった現在も、約7000世帯が仮設住宅で生活しています。また、震災を機に人口減少が加速していることから、早急な産業の再生やまちづくり、自力で生活できる環境づくりを進める必要があります。そのためJENでは、仮設住宅の自治会形成などの「コミュニティ支援」、漁業支援などの「生計回復」、「ボランティア派遣」の3つを軸に、石巻出身者を中心とした15 名の職員が活動しています。
なかでも現在注力しているのは、裁縫や編み物などを心のケアや収入創出につなげようという女性起業支援事業です。
例えばJENが応援している、仮設住宅の女性たちを中心にウェットスーツ生地でクマのぬいぐるみ「Shien(シェーン)くん」をつくる活動では、全国から注文が相次いでいます。
石巻のウェットスーツ工場で毎日ゴミとして捨てられる端切れをかわいらしくリサイクルし、女性たちが集まっておしゃべりをしながら作ることで心のケアにつなげ、収入創出や購入した方が震災について考える機会にもしようという“一石四鳥”の試みです。
こうした活動をより多くの方に知っていただき、1日でも早く石巻のみなさんが元の生活を取り戻せるよう、今後もJENは活動を継続していきますので、よろしくお願いいたします。
以上